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ごみ屋敷を片付けたいけれどもお金がない!そんなときの対策を解説します

家族や友人が住む家がなんらかの理由でごみ屋敷になってしまったけれども、彼らにはお金がない場合、どうしたらいいのでしょうか?程度にもよりますが、ごみ屋敷を業者に頼らずに片付けることは困難です。しかし、お金がないのではしかたがありません。できるところだけでも協力して自力で片付けるだけで、片付け費用を抑制することはできます。

 

お金がない場合のごみ屋敷片付けの選択肢

 

お金がない場合にごみ屋敷を片付けなければならない場合、選択肢は2つあります。すべての作業を自力(友達や家族と協力して)で行うか、片付け業者も併用して行うかのどちらかです。

 

すべての作業を自力で行う

 

お金がほとんどないので業者には依頼できない、もしくは、お金をかける余裕はないので自分でなんとかしたいという場合は、すべての作業を自力で行うことを考えなければなりません。しかし、問題はごみ屋敷の状態です。

 

ごみ屋敷の認識は人それぞれ異なるかもしれませんが、一般的にごみ屋敷というと、ごみが建物の中だけではなく、敷地内、敷地外にまで置かれているような家のことです。このレベルのごみ屋敷はどうあがいても自力で片付けることなどできません。

 

自力で片付けられるのはせいぜい3LDKまでのごみ屋敷です。いくら手分けをしたとしても、3LDKを超える間取りの家を数人程度の未経験者だけで片付けることはできません。3LDKを超える間取りのごみ屋敷を片付ける場合は、業者を併用して片付けることを考えてください。

 

業者を併用して片付ける

 

ごみの量が多い場合や、3LDK以上の間取りのごみ屋敷を片付ける場合は、業者を併用しないと時間だけが過ぎていき、いつまで経っても作業を終えることができません。この場合は、できるところだけ自力でやって、自力では難しいところを業者に依頼することになります。

 

小さなごみや、腐食していない物は自力で片付けて、残りの作業を業者に依頼するイメージです。

 

自力でごみ屋敷を片付けるときはごみの処分も自力

 

ごみ屋敷のごみは、家庭から排出されるごみですから、自治体の通常のごみ収集サービスを利用して捨てることができます。しかし、それは生活ごみの範囲内での話です。ごみ屋敷を片付ける際は、大量にごみが出ます。そんな大量のごみは、ごみステーションに出すわけにはいかないので、お住まいの自治体が運営するごみ処理施設に持ち込んで処分しなければなりません。

 

ごみを分別する必要がある

 

ごみ屋敷のごみも、ごみ処理施設に持ち込んで処分する場合は、分別区分ごとにごみ袋を分けて持ち込まなければなりません。分別区分が違うごみは、持ち込み先が異なることも多く、施設と施設の距離が近ければいいのですが、遠い場合は移動に時間もかかります。

 

トラックを確保する必要がある

 

ごみ屋敷のごみを自家用の普通乗用車で運ぶことは不可能です。ごみを分別してごみ処理施設に持ち込むには、少なくとも軽トラックを確保しなければなりません。トラックを持っている友人や知人がいればよいのですが、レンタカーを借りるとなるとお金がかかります。ごみ屋敷のごみには生ごみや、カビが発生したごみなども含まれるため、その後の車の使用に影響が出る可能性があることにも注意が必要です。

 

レンタカーのトラックでも、さすがにごみ屋敷のごみを運ぶとなると貸してくれるかどうかわかりません。汚れや悪臭が返すときに問題になる可能性があります。

 

お金がない場合でもごみ屋敷を自力で片付けることは現実的ではない

 

ごみ屋敷は危険が伴うので、いくら小さな家でも、作業は業者にまかせるのが得策です。「できる部分は自力で」と言っても、自力でできることは限られます。自力でできることといえば、腐食していないごみをどんどんごみ袋に詰めていくことと、袋に詰めたごみをトラックに積み込みごみ処理施設に持ち込むこと、かんたんな掃除をすることぐらいです。片付けたあとの建物の利用方法にもよりますが、住むのであれば少なくともハウスクリーニングをする必要がありますし、消毒や脱臭、リフォームが必要になる可能性もあります。これらはさすがに専門の業者でないとできない作業です。結局は、お金がかかることになりますし、作業の負担を考えると、すべての作業を業者に依頼するのが現実的だと言わざるを得ません。

 

なるべく費用を節約しつつごみ屋敷の片付けを業者に依頼するには

 

ごみ屋敷を片付けるときは、よほど条件がそろっていないかぎり、お金がなくてもなんとかして業者に依頼することをおすすめします。ただ、予算が限られることは確かですから、以下のような方法で、少しでも費用を節約する努力をしましょう。

 

買取サービスを提供している業者を利用する

 

ごみ屋敷を片付けるサービスを提供している業者のなかには、家具や家電など、中古品として需要がある物を買い取っている業者もあります。このような業者を利用すれば、買い取ってもらえる物があればあるほど、処分費用を安く抑えることができます。ごみ屋敷の中にあった物といえども、価値のある物は意外にあるかもしれないので、売れそうな物を見つけたら仕分けておき、査定してもらいましょう。

 

地域密着型の優良業者を利用する

 

遠方での作業の場合、見積もりの金額が高くなる業者もあります。地域密着型の業者の場合は、このようなことはありません。ごみ屋敷の近くにある優良業者を利用すると、多少なりとも処分費用を節約できる可能性があります。中国地方の方は、TSUNAGUにご相談ください。

 

急な依頼を避ける

 

ごみ屋敷を片付けている業者にも忙しい時期や暇な時期があります。業者はごみ屋敷だけを片付けているわけではないので、年度末の引っ越しシーズンや、年末の大掃除の時期にはスケジュールがタイトに組まれていることもめずらしくありません。忙しい時期は、業者によっては見積もりの金額も上がりがちです。

 

急な依頼を避けることも、処分費用を節約することにつながる可能性があります。業者の多くが急な依頼にも対応してくれますが、料金にもしっかり反映されるので注意が必要です。余裕をもって、事前に出張見積もりを依頼したほうが、費用を節約できます。

 

お金がないからこそ気をつけたい業者選び

 

お金がないからこそ気をつけたいのが業者選びです。多かれ少なかれ自分で作業をするにしても、ごみ屋敷の片付けは業者に依頼することになります。できるだけ安く片付けられれば、それに越したことはありませんが、だからこそ、そこに落とし穴があります。お金がないからこそ、業者選びの際に気をつけなければならないことを紹介します。

 

料金が安いわけを必ず確認

 

ごみ屋敷を片付けるサービスを提供している業者のなかには「格安」をうたう業者もたくさんあります。ほかの業者が対抗できないような見積もりを出してくる業者もあるかもしれません。しかし、ここで疑う必要があります。

相場よりも安い料金がどうして提示できるのでしょうか?

ほかの業者と同じ作業をするのに、サービスを安く提供できるということは、何か理由があるはずです。

たとえば、「ほかの業者よりも少ない人数のスタッフで片付けるので、人件費の分、サービスを安く提供できる」というのであれば納得はできますが、その代わり作業に時間がかかる可能性があります。

また、「広告費を削減する努力により、サービスの提供価格を安く抑えている」という業者もあります。

大事なのは、このような安い理由を業者が説明してくれるかどうかです。

 

簡易清掃が含まれているか確認

 

ごみ屋敷は、ごみを運び出したとしても、その状態ではきたないままです。

通常、ごみ屋敷の片付けには簡易清掃が含まれているので、ある程度、整理された状態になるまで清掃してくれます。もっとも、床は腐食して抜け落ちているかもしれませんし、カビ汚れや悪臭はしみついた状態なので、住めるような状態にする場合は、ハウスクリーニングやリフォームなど、オプショナルサービスを利用する必要があります。いずれにしてもかなり料金が安い見積もりを提示されたら、作業内容を確認する必要があるでしょう。

 

複数の業者に見積もりを依頼する

 

少しでも安くごみ屋敷を片付けたいのであれば、少し面倒でも複数の業者に見積もりを依頼しましょう。複数の業者に出張見積もりを依頼して、見積書を比較して業者を決めます。作業内容をよく見て、もっとも安心できる業者を選ぶのが本来の選び方ですが、安さを求めるのであれば、先にご紹介したことをすべて確認してから選んでください。

 

まとめ

ごみ屋敷の住人に、業者に依頼するほどお金がない場合でも、本人、家族や友人だけで片付けるのは限界があります。ごみ屋敷の片付けは、想像を絶するたいへんな作業です。できる作業だけ自力でやり、あとはご紹介したアイデアを駆使して、業者から安い見積もりを引き出すのが、もっとも現実的です。

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