遺品整理の流れ

S様という女性からお電話にて、遺品整理に関する問い合わせがありました。最近、施設に入られていたお母様が亡くなったので実家を片付けたいとのことでした。ご実家は弊社の対応エリアだったので、すぐにご実家まで出向きました。

スタッフがS様のご実家を訪問しました。5LDKほどの戸建て住宅の中には整然としているもののたくさんの家財が残されている様子。すべての部屋を、15分ほどかけて確認後、詳しい作業内容等を記した見積もりを提示させていただきました。「意外に安かった」とのことで、その場で正式なオファーをいただきました。

遺品整理の作業は、お見積もりの翌日に行いました。S様のご要望をしっかり確認したあと、遺品整理士を中心にスタッフ全員で打ち合わせをして、それぞれのスタッフの役割分担をします。作業スケジュールも全員でしっかり確認したあと、それぞれの持ち場につき作業スタートです。S様は用事があるとのことで、作業終了予定時刻の午後3時頃に戻ってきていただくことになりました。

いよいよ、本番の遺品整理作業を始めます。遺品を、手元に残す物、形見分けする物、売却する物（買い取れる物）、廃棄物などに素早く、確実に仕分けます。仕分け作業と並行して貴重品の捜索も行います。遺品整理の際は、意外な場所から現金や貴重品、重要書類が出てくることがあるので、経験豊富なスタッフの存在はとても重要です。 見つかった現金や貴重品は厳重に管理して、後ほどS様に確認していただきました。 遺品の仕分け作業が完了したら、それぞれ目的に応じて搬出とトラックへの積み込みを行います。

見積もりの段階で、すでにいくつかの遺品の査定を行っていましたが、S様より「仕分けの最中に買い取れそうな物が見つかったら買い取って欲しい」という提案がありましたので、仕分け後に再度、査定を行いました。

片付けがすべて終わったので、現場をかんたんに清掃します。清掃の最中にS様が戻られたので、貴重品や追加で買い取れる品を確認していただきました。

予定よりも早く、午後2時30分頃にすべての作業が終わったので、S様に作業内容を確認していただきました。