FAQ
遺品整理で使える便利グッズ10選と活用方法
遺品整理は、故人の想い出に触れながら行う心の作業であると同時に、実際には大量の物と向き合い、整理・仕分け・運搬・処分などを進めていく体力勝負の一面もあります。そんなときに役立つのが、作業の効率を高めてくれる「便利グッズ」の数々です。
遺品整理をスムーズに、そして安全に進めるために活躍する便利グッズ10選と、それぞれの活用方法についてご紹介します。
1. 厚手のゴム手袋
汚れたものや割れ物を扱うこともある遺品整理では、手を保護する厚手のゴム手袋は必需品。滑り止め付きのタイプなら、小さな部品の取り扱いも安心です。
2. マスク(不織布・防塵タイプ)
長年使われていなかった部屋の整理では、ほこりやカビが舞いやすいため、防塵マスクを着用して作業しましょう。花粉症対策用の高性能マスクも効果的です。
3. 大型のゴミ袋(透明・黒)
可燃ごみや不燃ごみを分別しながら仕分けるためには、大きくて丈夫なゴミ袋が重宝します。透明なものは中身が見えるため分別に便利、黒はプライバシー保護にも役立ちます。
4. 養生テープ
ダンボールの封をするほか、家具の角の保護、仮止めなどに使えます。粘着力が強すぎず剥がしやすいのが特徴で、住居を傷つけずに作業できます。
5. 油性マーカー&付箋
仕分けの際に「保留」「捨てる」「確認要」などを明記して貼っておくことで、後で確認したときの混乱を防げます。付箋は色別に使い分けると視認性アップ。
6. 折りたたみコンテナ or 収納ボックス
形見分け用の品や後日整理する物を一時的に保管するのに便利です。運搬にもそのまま使えるため、効率的に整理が進みます。
7. LEDヘッドライト or 作業灯
納戸や倉庫、暗がりでの作業時に両手が使えるヘッドライトが活躍します。電池式や充電式の作業灯もおすすめです。
8. スマートフォン(カメラ&メモ)
処分する前に記録を残す、形見分けの希望を家族に確認する、重要書類の撮影保存など、スマホは遺品整理の万能ツール。写真記録とメモアプリの併用が効果的です。
9. 搬送用キャリーカート
重たい荷物や大量の段ボールを運ぶときに、キャリーカートがあれば腰への負担が激減します。折りたたみタイプなら収納性も抜群です。
10. 虫除け・除菌スプレー
長期間放置されていた場所では、虫やニオイ対策も必要です。害虫忌避や除菌・消臭効果のあるスプレーは、安全・衛生の確保に欠かせません。
まとめ
遺品整理は、感情的にも体力的にも大きな負担を伴います。そんなとき、ちょっとした道具の力が作業を効率的にし、ストレスを軽減してくれます。
紹介した便利グッズを上手に活用することで、「無理なく」「安全に」「丁寧に」遺品整理を進めることができるはずです。心と体の準備と一緒に、道具の準備も忘れずに整えておきましょう。