遺品整理 生前整理 TSUNAGU つなぐ遺品整理
生前整理

INFORMATION

相続人以外の人が遺品整理に対応できるのか遺品整理業者が解説

  • HOME
  • お知らせ
  • 相続人以外の人が遺品整理に対応できるのか遺品整理業者が解説
コラム

遺品整理をするのは、本来は相続人です。被相続人の財産を受け取ることになるのは相続人だからです。しかし、さまざまな事情により相続人が対応できないケースもありますし、実際に作業をするのは相続人本人でなくてもかまいません。

この記事では相続人以外の人が行う遺品整理について解説しています。近い将来、遺品整理を行う予定がある方はぜひ読んでみてください。

遺品整理・相続人以外の人でも作業をすることは可能

書き出しで紹介したように、本来は相続人がやるべきことである遺品整理ですが、相続人の同意があれば孫や遺品整理業者などが作業を行うことは可能です。

相続人以外の人が遺品整理をするシチュエーションとは

相続人以外の人や業者が遺品整理の作業をする場合、以下のようなシチュエーションが考えられます。

相続人が遠く離れた場所にいる

相続人とはいえ、亡くなられた人の家から遠く離れた地域に住んでいるケースもあります。このようなケースでは、相続人が頻繁に亡くなられた人の家を訪れることができないため、他の人や業者に遺品整理を依頼することがあります。

相続人が健康上の理由で作業できない

相続人が健康上の理由で遺品整理を行えないケースもあります。このようなケースでも、他の人や業者に遺品整理を依頼することがあります。

相続人が精神的に負担を感じている場合

人が亡くなると、ご遺族は悲しい気持ちを抱えながらも葬儀や役所関係の手続き、相続の手続き等にのぞまなければいけません。ただ、あまりに悲しみが大きく、精神的に不安定になっている場合は、遺品に手を付けることが難しいこともあります。このようなケースでは、他の人や業者に遺品整理の代行を依頼することがあります。

遺品整理を遺品整理業者に依頼して行う

すでに紹介したように、遺品整理をまったくの他人である遺品整理業者に依頼して進めることが可能です。

時代が求めた遺品整理業者

そもそも遺品整理がサービスとして提供されるようになったのも、時代が求めたからでした。高齢化や少子化の進行が顕著になった2000年代の初め頃に、相続関連の書類や貴重品等の探索をサポートするサービスが生まれました。それ以降、業界規模は大きくなりつづけました。

ただ、度々問題も起こりました。他業種からの参入が相次ぎ、「悪徳」と言える業者による被害も発生しました。これにより業界は対応を余儀なくされます。業界は信頼を取り戻すために「遺品整理士」の資格を管理する団体を設立し、人材育成に力を入れました。この資格は民間資格ではありますが、業者の信頼性をはかる目安として機能していることはまちがいありません。

遺品整理業者のサービスがカバーしている作業

業者により若干の違いはあるものの、遺品整理業者のサービスには以下の作業が含まれています。

・貴重品や処分品の仕分け作業

・相続に関わる書類等の探索作業

・遺品の買取

・不用品の処分

・簡易清掃

オプションで依頼できる作業もあります。

・ハウスクリーニング

・特殊清掃

・デジタル遺品の整理

遺品整理では、故人が亡くなられたときの状況によりやるべきことが少し異なります。状況によりオプションサービスを選んで依頼することで、遺品整理をスムーズに終わらせることができます。

作業を遺品整理業者に依頼するときに注意すべきこと

遺品整理の作業を業者に依頼して行う場合に注意すべきことを紹介しておきます。

すべての相続人の同意を得る

業者に遺品整理の作業を依頼する場合は、そのことを他の相続人に共有し、同意を得てください。勝手に依頼してしまうと、相続人間のトラブルに発展してしまうため注意が必要です。

を付けられて困るものは事前に確保

業者には、相続関連書類や貴重品の探索などの重要度が高い作業も依頼できますが、家の中には価値のはかれない思い出の品など、手を付けられては困るものがあるかもしれません。もしも手を付けられて(処分されて)は困るものがある場合は、事前に確保しておいてください。その際も、すべての相続人の希望を確認しておくことが重要です。

業者選びは慎重に

遺品整理業界には、残念ながら「悪徳」と呼ばれる業者がいまだに存在しています。ほとんどの業者は懸命にサービスを提供していますが、ほんの一握りの悪徳業者が業界の評判をおとしめているわけです。

高額請求等の被害にあわないためには、ある程度慎重に業者を選ぶ必要があります。ポイントは以下の3つです。

・遺品整理士が常駐する業者を選ぶ

・相見積もりをとる

・地域密着型の業者を選ぶ

遺品整理士は、業界団体が業界の信頼を取り戻すために設けた資格だというお話をしました。遺品整理士は遺品整理に関するさまざまな知識をもつ人材であり、実務経験の豊富な遺品整理士の存在は、信頼の証しとして考えてもいいでしょう。

複数の業者に見積もりをとり、比較して業者を選ぶことも効果的です。その際、金額だけで決めずに、作業内容と金額を照らし合わせて、もっともお得であろう業者を選ぶことが重要です。よい業者の見積もりは、わかりやすく書かれているものです。

地域密着型の業者を選ぶことも大切です。葬儀関係の風習は地域により大きく異なることがあるので、地域に詳しい業者のほうが安心して作業をまかせられます。

遺品整理にお困りなら「TSUNAGUにご相談ください

「TSUNAGU」は、中国地方、九州地方を中心に遺品整理に関連するさまざまなサービスを行っている遺品整理業者です。本来、相続人がやるべき作業である遺品整理ですが、やはり高齢化や少子化の影響は大きく、以前のように作業を進めることが難しくなっているようです。

「TSUNAGU」では、遺品整理士を中心とした経験豊富なチームが、遺品整理のお手伝いをさせていただいております。遺品整理にお困りの方は、ぜひご連絡ください。

まとめ

相続人以外の人や業者でも、相続人の同意があれば遺品整理の作業を行うことは可能です。最愛のご家族を亡くしたあと、「悲しむひまもない」と言っては語弊があるかもしれませんが、多くの人がそれぐらい多忙な日々を送ることになります。

遺品整理の作業は、専門の業者に依頼することが可能です。必要であれば業者に作業を依頼することで、心や体の負担を大きく軽減することができます。

こちらの記事もご覧くださいませ。

遺品整理の費用は誰が払うべきなのか、専門業者が解説

遺品整理にかかる費用を節約する方法を遺品整理業者が解説

遺品供養とは?どんなことをするのか、費用相場についてもあわせて解説