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終活は老後を充実させるために行います!やるべきこと10選

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コラム

最近は熟年期などリタイアを間近に控えた人たちだけではなく、二十代や三十代にも「終活」を考えている人たちがいらっしゃるようです。終活は死に向けた準備ととらえられがちですが、実はもう少しポジティブに考えるべきことです。

この記事では終活を「老後を充実させるための手段」と考え、10の終活でやるべきことを選んで紹介しています。多くの人に読んでいただければ幸いです。

活はなんのためにやる?

終活は、人生が終わりに近づき、残される家族が自身の死後にさまざまな手続きをするときに困らないよう、準備をすることです。ある程度早い段階で終活を始めれば、心配事もかなり減らせますから、自身の老後の暮らしも充実させることができるでしょう。終活は家族のために行うのはもちろんですが、自身の老後を充実させるために行うものでもあるのです。

高齢になってからの終活はたいへん

多くの人はリタイアしてから終活を始めます。ただ、人間は高齢になるとともに判断力が衰えていきますから、高齢になればなるほど、判断力が鈍り、作業をすることも難しくなっていきます。高齢になれば、多くの人が何らかの心身の不調を抱えてしまいますから、そうなるまえに終活を始めることが大切です。介護される身になってからだと、十分な終活をすることはほぼ不可能だと言っていいでしょう。

早めに終活を始めるメリット

早めに終活を始めるメリットについて以下にまとめてみました。

老後の暮らしが充実

くり返しになりますが、早めに終活を始めれば、さまざまな不安を払拭することができます。人生百年と言われるほど日本人の平均寿命は延びていますが、一言で「老後」と言っても、実はけっこう長いので、終活を早い時期に始めれば、老後をもっと充実させることができるのです。

不安がなくなる

老後の不安についてはおそらく人それぞれ異なるのだろうと思いますが、中でも「死ぬ」ということは、とてもシンプルな不安のひとつだと思います。人はいつか死ぬわけで、それはどうあがいても変えることはできないのですが、終活を始めることで死への不安が少なくなったという話をする方は多くいらっしゃいます。完全に不安がなくなるのかというとそうではないのかもしれませんが、終活を始めることで死を客観的にとらえられるようになるのかもしれませんね。

残される家族が困らない

あなたが何も準備をせずに亡くなると、残されたご家族は何をどうしたらよいのかわからず困ってしまうでしょう。あなたの死後にやってほしいことがあっても、それを何らかの形で残しておかないと、家族はあなたの思いを実現することもできないのです。

終活を始め、その中で遺言書やエンディングノートを書いておけば、あなたがいなくなっても、家族はやるべきことがわかるので困ることがありません。

相続問題を回避できる

相続は多くのご家族にとって最優先で解決したいことかもしれません。相続のことでもめる家はたくさんあります。それは、遺言書が準備されていないケースがとても多いからです。

終活の中で遺言書を書き、遺産の分配方法を家族に知らせることで、相続が問題に発展することを回避できます。

活でやるべきこと10選

老後の人生を充実させるために行う終活ではさまざまなやるべきことがあります。この記事では10のやるべきこととして厳選して紹介します。

やりたいことをリスト化

平均寿命が延びた日本人の老後は長いです。もちろん、あれもこれもできるとは限りませんが、老後の長い時間を充実させるためには、やりたいことをリストに書き出し、確実に実現したいこととして自ら認識することが重要です。

これまでの人生では実現できなかった夢を書き出してもいいですし、何かを目標として書き出してもいいでしょう。

財産リストの作成

終活でひじょうに大きなウエイトを占める相続。相続についてはおもに遺言書でふれることになりますが、遺言書を書くためには、すべての財産を把握する必要があります。すべての財産をリスト化することは、その準備段階と言えます。

交友関係のリスト作成

高齢になると、これまで長い間仲良くしてきた間柄でも、どうしても疎遠になりがちです。そのときのための準備として、自身が亡くなったときに「連絡してほしい」と思う大切な人たちをリスト化しておきましょう。

毎年、年賀状を送る人は少なくなっているようですが、終活を機会に年賀状のやりとりを止める人たちも増えているそうです。しかし、ただやりとりを止めてしまうと先方が心配してしまう可能性があるので、メールやスマホアプリでのやりとりをつづけるなど、年賀状の代替案を用意する必要があるでしょう。

老後の資金計画

「老後2,000万円問題」という言葉を聞いたことがある方は多いと思います。老後の約20~30年という生活の中で、2,000万円が足りなくなるであろう…という試算が発表されたことにより大きくとりあげられました。

2,000万円が必要なのではなく、2,000万円も足りなくなるのでは、老後の生活はどうなってしまうのでしょうか。人により老後に必要なお金は違うので、いくら必要とは言えませんが、とにかく、平均寿命が延びた日本人の老後は長く、だからこそお金がかかります。そのため、できれば早いうちに老後の資金計画を立てておく必要があります。

遺言書の作成(おもに相続のこと)

遺言書を作成することは、この終活の中でももっとも重要と言ってもいいものです。遺言書は、相続人の間で発生するかもしれないトラブルを回避するためにとても重要なので、すべての財産を特定したら、分配方法を含めて記しましょう。

なお、遺言書にはご自身だけで作成する「自筆証書遺言」と、公証人が必要な「公正証書遺言」の2種類があります。

遺言書をすんなりと書ける人はそう多くはいません。よくわからない場合は、弁護士等、専門的な知識がある人に相談することをおすすめします。

相続税対策

財産をリスト化した結果、相続税が発生することが確実な場合はその対策を考えましょう。

相続税の基礎控除は「3,000万円+600万円×法定相続人の数」で求めます。法定相続人の数により基礎控除額が異なることになりますが、財産がその数字以上だった場合は相続税が発生します。

相続税が高額になることが予想される場合は、生前贈与などで対策することをおすすめします。くわしくは専門家に相談しましょう。

葬儀・埋葬方法を決める

葬儀社はさまざまなサービスを提供しています。これまで当たり前だった一般的なお墓に入るのではなく、樹木葬、納骨堂、共同墓を選ぶ人もいらっしゃいます。自身が生きているうちにお墓を建てる人もいらっしゃるようです。葬儀の方法も「音楽葬」など、これまでにはなかったスタイルが登場しています。

ご自身が亡くなったとき、どんな形で送られたいか、どんなお墓に入りたいか、これらを考えることも終活でやるべきことのひとつです。

介護や医療についての意思を明確にする

年をとれば当然、心も体も完全に健康でいられる人はなかなかいません。多くの人が病院や介護施設を利用しなければならなくなる日が来ます。

そうなったときのために、家族に希望を伝えておくことも終活でやるべきことのひとつです。もしものときの対応についても含めて、家族に自身の希望を共有しておきましょう。

エンディングノートの作成

エンディングノートは、遺言書とは異なり、自身が人生を終えるにあたり家族や親しかった人に伝えたいことをまとめておくためのノートです。遺言書のように形式張ったものではなく、自由に書いてかまいません。誰でもかんたんに書けるように作られている市販品のエンディングノートまであります。

エンディングノートには法的な効力はありませんが、ここに自分の希望を記しておけば残された家族も対応に困りません。

遺言書には書けない自身の思い、財産のこと、各種パスワードのこと、なんでも書くことができるのがエンディングノートです。

断捨離

親御さんが亡くなられたときに、物の処分に困る人たちはたくさんいらっしゃいます。今の高齢者の多くは子どものときに貧しい生活を送った方も多いですから、「物を大切に」という教えが身体に染みついているんですね。

ただ、物がたくさんあると困るのは残された家族です。絶対に使われることがないであろう家具や趣味のアイテムなどが残っている場合は、思い切って断捨離することをおすすめします。

断捨離で生前整理をするなら遺品整理業者のサービスもある

終活の一環として物を処分する場合、その数はかなり多くなるはずです。その際、不用品をリサイクルショップに売却したり、自身でオークションやフリマに出品したり、誰かにあげたり単純に捨てたりするわけですが、それぞれ別の作業になるため手間と時間がかかります。

そこで考えたいのが遺品整理業者のサービスです。

遺品整理業者は不用品を回収して処分するだけではなく、不用品を買い取ることも可能です。

終活をスタートする時期や年齢について

終活をスタートする年齢については、「いつから」「何歳から」といったきまりはありません。ただ、早くスタートすれば、それだけ準備期間が長くとれます。

すでにお話をしたとおり、高齢になると判断力が衰えていきますので、そうなるまえには終活を終わらせておきたいところです。とくに遺言書を作成するのはたいへんですから、心身が健康ななるべく早い時期に終活をスタートするのがベストです。

終活の相談は「TSUNAGU」へ

「TSUNAGU」は、おもに中国地方でサービスを提供している遺品整理業者です。断捨離のお手伝いだけではなく、施設に入居するときの家財の移動、弁護士などの専門家の紹介まで、さまざまなお手伝いができます。終活をお考えの方は、ぜひ「TSUNAGU」にご相談ください。

まとめ

終活は、自分のため、そして家族のために行う、人生を充実させながら終えるための準備です。この記事で紹介した10の項目は、終活の中でも重視すべきことであり、実際はこのほかにもやるべきことはあります。終活をスタートする時期にきまりはありませんが、心身ともに元気な今、終活について少しでも考えることはとても大切なことです。

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