遺品整理の際は、故人が所有していたさまざまな品を仕分けて、不用品については処分することになります。しかし、なかには処分することが難しい品が出てくるときもあります。盆栽などの植物です。これらは遺品であり、生き物でもありますから、単純に捨てることは多くの人が気持ち的に難しいと感じます。なかには高価な盆栽もあるので、やはりそうかんたんには処分できません。盆栽や植物を処分する適切な方法はあるのでしょうか?
ご遺族や親族が引き取る
亡くなられた方が育てていた盆栽。盆栽や植物の知識などなくても、これから勉強するつもりで引き取って育ててみてはいかがでしょうか?
盆栽や植物に触れるようになると、その楽しさを理解できるかもしれません。最初は水をやるぐらいの知識しかない方でも、ある日、気づいたら盆栽にはまっていたということもあるかもしれません。
盆栽や植物を眺めながら、時折、亡くなられた方のことを思い浮かべる…すばらしいひとときになると思います。
盆栽業者に相談する
亡くなられた方が懇意にしていた盆栽業者がわかれば、盆栽を引き取ってもらえるか相談してみましょう。盆栽の買取をおこなっている業者もあります。
盆栽を趣味にしている人に譲渡する
遺品の盆栽を、趣味にしている人に譲渡するのもひとつのアイデアです。ご近所や友人、知人に盆栽を趣味にしている人がいないか探してみましょう。
故人売買で売却する
インターネットオークションやスマホアプリを使用して盆栽を売却する方法です。高価な盆栽もあるので、思いがけない収入になる可能性があります。
日本最大のネットオークション「ヤフオク!」の盆栽カテゴリには、オークションだけでも1万点以上の盆栽が出品されています。画像や説明文を含む出品リストを作るのは少々面倒ですが、スマホ1台だけでも出品することは可能です。
ヤフオク!は基本的にオークションスタイルですが、メルカリのようなフリマスタイルの個人売買用アプリもあります。近くに住んでいる人に販売対象を絞るのであればジモティーがおすすめです。
鉢にも注目
高値で取り引きされることも多い盆栽ですが、盆栽だけではなく、鉢にも注目してください。盆栽用の鉢には骨董的な価値を持つものもあり、高値で取り引きされる鉢も存在します。盆栽に詳しい人に確かめるのが一番ですが、まずはネットオークションを眺めてみて、どんな鉢に高値がつけられているのかチェックしてみるといいでしょう。
盆栽を廃棄処分する
盆栽をやむなく廃棄処分する場合は、お住まいの自治体の分別区分を確認して、定められた方法で出してください。多くの自治体が盆栽などの植木類を可燃ごみに指定しています。ただし、一定の大きさを超える場合は粗大ごみに指定している自治体も多いようです。
盆栽を廃棄処分するときに問題になるのは土です。土をごみとして回収しない自治体もあるからです。自治体のホームページで分別区分を確認して、自治体が受け入れていないようなら、近くにあるホームセンターが回収していないか確認してみましょう。
遺品整理業者に盆栽や庭木の処分を依頼することも可能です。遺品整理業者は遺品整理のお手伝いをするだけではなく、関連するさまざまな作業に対応してくれます。庭木の剪定や伐採に対応している遺品整理業者もあるので、遺品整理とあわせて作業を依頼するといいでしょう。
まとめ
遺品であり、生き物でもある盆栽や植物は、できれば引き取るか、趣味としている人に橋渡ししたいものです。ただ、すでに傷んでしまっている盆栽や庭木は処分しなければならないでしょう。
TSUNAGUは、庭木の剪定や伐採を含む遺品整理に関連するサービスを提供しています。盆栽や庭木の処分にお困りの方は、ぜひご相談ください。
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