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遺品整理・保険でできますか?専門の業者が解説します
遺品整理を専門の業者に依頼すると、場合によってはまとまった出費になります。そのため、故人が加入していた保険で遺品整理の費用をカバーできないか考えている方もいらっしゃると思います。
この記事では、遺品整理の費用をカバーできる保険について説明しています。ぜひ読んでみてください。
遺品整理の費用をカバーできる保険はある
遺品整理を専門の業者に依頼すると、2LDK程度の間取りのお部屋でも10万円程度のお金がかかります。これには基本的な作業しか含まれていないので、大きな家の場合やオプション作業も依頼する場合は、さらにお金がかかります。
このようにまとまった出費になることが多い遺品整理なので、何かしらの保険でカバーできないか考えたくなるのは当然のことです。遺品整理の費用をカバーできる保険はあるのでしょうか。
答えは「イエス」です。
遺品整理の費用をカバーできる保険はあります。故人が以下の保険に入っていた場合は、遺品整理の費用を保険で支払うことが可能です。
火災保険
故人が火災保険に加入していた場合は、保証内容次第で遺品整理の費用に使える場合があります。
火災保険がカバーできる可能性があるのは、原状回復が必要な高額な作業です。たとえば、特殊清掃はこれに該当します。
葬儀の費用や故人の持ち物を整理する費用に充てることはできないと考えたほうがいいでしょう。
生命保険
故人が生命保険に加入していた場合は、保険金を遺品整理に関するさまざまな作業の支払いに充てることができます。
もともと、生命保険は加入者が亡くなったあとの各種手続きに使われることが想定されていますから、生命保険への加入はとても大切なことだと言えます。
孤独死保険
孤独死保険には加入者型のほかに家主型のものがあります。故人が孤独死保険に加入していた場合は、保険金を特殊清掃などの高額な作業の支払いに充てることができます。家主が加入している場合も同様です
少額短期保険
賃貸物件に入居する際、この少額短期保険への加入を求められることがあります。この保険も条件次第ではありますが、保険金を遺品整理の費用の支払いに充てられる可能性がある保険です。とくにひとり暮らしの方や高齢の方が加入すべき保険として価値があるとされています。
遺品整理・保険で備えることが大切です
遺品整理費用の支払いに保険を使おうと思っても、故人が加入していなければどうにもなりません。保険が使えない場合は、相続人がそのお金を負担することになります。
遺品整理の費用は、すでにお話をしたように高額になることがあるので、やはり大切なのは備えることです。将来のことを考えるなら、生前に準備をする必要があります。
家族、もしくはご自身が現在、以下のような状況にあるのなら、保険への加入を検討してください。
ひとり暮らし
ひとり暮らしの方は孤独死のリスクが高いので、これをカバーする保険に加入することを考えましょう。孤独死は高齢者だけの問題と考える人が多いのですが、実は若い40~50代の人も孤独死しています。健康状態に不安がある方はとくに、将来のことを考えて保険への加入を検討することをおすすめします。
貯蓄がない
貯蓄がなければ、そこから費用を支払うことができないので、誰かが自腹を切って遺品整理の費用を支払うことになります。この誰かに負担を強いることを避けるには、保険へ加入する必要があります。
遺品整理の費用をカバーできる保険を選ぶときのポイント
遺品整理の費用をカバーできる保険を選ぶ際は、以下の点を考慮しましょう。
補償範囲
現在、ご自身、もしくはご家族が加入している保険を考慮して、希望する作業をカバーしている保険を選びましょう。
たとえば、孤独死を心配される場合は火災保険や孤独死保険への加入を検討するといった具合です。もちろん、商品により補償範囲は異なるので、慎重に内容を確認してから加入してください。
掛け金と補償内容
掛け金と補償内容のバランスを考えることも重要です。遺品整理の作業費用は、家のサイズが基準になっているため、大きい家に住んでいる場合は、補償額もある程度高額でなければいけません。逆もまたしかりです。掛け金と補償内容のバランスを考えて保険に加入しましょう。
遺品整理のことなら「TSUNAGU」にご相談ください
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まとめ
故人が火災保険や生命保険、孤独死保険、少額短期保険に加入していれば、保険金を遺品整理の費用の支払いに充てられる可能性があります。費用の支払いでお困りの方は、まず補償内容を確認してみましょう。
保険は当然のことながらその場で入れるものではないので、やはり備えることの大切さを改めて認識させられますね。
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