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遺品整理で故人の着ていた衣類を処分する方法を解説
遺品整理では衣類も分類して不要なものは処分することになります。その際、適当に処分するのではなく、家族の意向を聞き、意見を統一しておくことが重要です。
この記事では遺品整理の一環で衣類を処分する方法について、注意点などを含めて紹介しています。これから遺品を整理する予定がある方は、ぜひ読んでみてください。
遺品整理で衣類を処分・まずは家族で話し合い
遺品整理を始める前に、まずは家族で話し合いましょう。遺品整理をご家族だけで行う場合、一度にすべての作業を済ませることは難しいので分けて作業することになると思いますが、とにかく作業にとりかかる前に意見を統一して、処分するべきものとするべきでないものを全員がしっかり把握することが重要です。家族とはいえ、それぞれ故人への思いは違いますから、遺品への思い入れも違ってくるものです。
故人からのメッセージがあればそれにしたがう
故人が遺言書やエンディングメッセージを書いていた場合は、家族みんなで内容を確認しましょう。遺品について何らかの言及があるかもしれません。「あの服はあの人へ」などの指示がある場合はそれにしたがいましょう。もちろん、衣類の処分方法まで事細かに指示する人はそんなにいませんし、遺言書やエンディングメッセージがないケースもよくありますが、あった場合は故人の意思を尊重しましょう。当然のことながら、遺言書には法的効力があることを忘れないでください。
衣類の遺品整理で注意すべきこと
遺品の衣類を整理するときに注意すべきことをまとめてみました。
衣類のポケットには何かが入っているかもしれません
衣類のポケットには何かが入っているかもしれません。貴重品がかくされていることはないかも（あるかも）しれませんが、うっかりそのままになっていたお札とか鍵なんかが出てくることはじゅうぶんに考えられます。
他人の衣類を処分しない
故人の服だと思っていたら、実は他人の服だった。なかなかないことかもしれませんが、故人が誰かから借りていてそのままになっている衣類がないとも限りません。過去に同居していた人がいた場合、その人のものかもしれません。もしも程度ではありますが、他人のものであろう衣類が見つかる可能性があることについては、頭に入れて作業をしたほうがいいでしょう。
遺品整理で衣類を処分
衣類を整理する場合、「のこす衣類」「廃棄処分する衣類」「保留する衣類」に分類しましょう。
のこす衣類
「のこす衣類」には、ブランドものの服など売却できる可能性がある衣類や、家族の誰かが着る衣類、親戚や友人などに譲渡する衣類などが含まれます。
売却する方法は？
ブランドものを中心にセカンドハンドの衣類を取り扱っているお店は多いので、思い入れのあるものを除き売却できるものは売却して現金化することをおすすめします。
セカンドハンド衣料品の買取専門店、古着店、リサイクルショップに査定を依頼するか、ご自身でオークションやフリマに出品して売却相手を探しましょう。スマホアプリを使うと、比較的かんたんに出品できますが、数が多い場合はそれなりに時間と手間がかかります。
寄付という選択肢もある
衣類を寄付するという選択肢もあります。コロナ禍以降、衣類の寄付を受け入れている団体は減少傾向にありますが、現在も受け入れている団体はあります。興味がある方は調べてみてもいいでしょう。
処分する衣類（廃棄またはリサイクル）
傷んでいたり、汚れていたりして、もらい手のない衣類は、廃棄処分します。
処分方法
衣類は自治体の分別ごみとして処分することが可能です。お住まいの自治体のホームページ等で分別方法を調べて、それにしたがって処分してください。
一部の自治体は衣類のリサイクルに取り組んでいます。ステーションから収集している自治体もありますが、集団資源回収で収集している自治体も多いので、お住まいの自治体の収集方法を確認してみましょう。
衣類の数が多い場合、ステーションに出してしまうと近隣住民の迷惑になってしまう可能性があるので、業者に収集を依頼することをおすすめします。
保留する衣類
作業をしていると、のこしておくのか廃棄処分するのか判断に困る衣類が出てくる可能性があります。そんな衣類は一時保留して、一定の期間が経過したらあらためて扱いについて考えましょう。
ワンストップですべての選択肢を利用可能な遺品整理業者のサービス
遺品整理業者は、その名前からもおわかりのとおり、遺品整理のサポートをサービスとして提供している業者です。一般的な遺品整理プランには、以下のサービスがすべて含まれています。
・貴重品や処分品の仕分け
・相続に関する書類、貴重品等の探索
・不用品の処分
・不用品の買取
すなわち、ユーザーは遺品整理業者を利用することで、不要な衣類を売却、廃棄することが可能です。
ご自身で作業をする場合は別々に対応しなければならないため面倒ですが、遺品整理業者を利用すればワンストップですべて済ますことができます。
遺品の衣類を整理するなら「TSUNAGU」にご相談ください
遺品整理の一環で衣類を整理する場合は、ご紹介したように、売却、廃棄処分、リサイクルといった選択肢をワンストップで利用可能な遺品整理業者の利用がおすすめです。
遺品整理・生前整理「TSUNAGU」は中国地方、九州地方、関西地方を中心にサービスを提供している遺品整理業者です。遺品整理士を中心にした経験とノウハウ豊富なスタッフが作業に対応させていただいております。遺品整理のことでお困りなら、ぜひ「TSUNAGU」にご連絡ください。
まとめ
遺品整理の一環で衣類を整理する方法について、注意点等も含めて解説しました。衣類のなかには高額なものもありますから、いっしょくたに扱うのではなく、家族と相談して意見を統一して「のこす衣類」「廃棄処分する衣類」「保留する衣類」に分類し、ブランドもの等の衣類は現金化することをおすすめします。
ご家族だけでも遺品を整理することは可能ですが、役所や相続関連の手続きなど、そのほかにもやることはたくさんあります。遺品整理業者を利用すると、ご家族の負担を多少なりとも軽減することが可能です。
下記の記事も参考にご覧くださいませ。