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うつ?やる気が出ない片付けられない原因・遺品整理や生前整理のための知識

遺品整理をしていると、思い出で頭の中がいっぱいになったり、ナーバスな気持ちになったりしてやる気が出ず、片付けられなくなることがあります。

 

一方、高齢になると片付けられなくなる人が増えてきます。さまざまな要因があるので一概には言えませんが、うつが関わっていることもあるようです。最近、実家を訪れたら家の中が以前よりも散らかっていると感じたことはありませんか?

 

この記事では、片付けを妨げる心の問題についてお話ししているので、このような問題を抱えている方はぜひ読んでみてください。

 

遺品整理が進められない

 

大切なご家族を亡くしたあと、ご遺族がやらなければならないのが遺品整理です。遺品整理は、相続手続きを進めるためにもとても重要な作業です。しかし、大切な人が亡くなるとすぐに、ご遺族は葬儀に諸手続きに追われることになりますから、精神的にも肉体的にもストレスが蓄積されがちです。いざ遺品整理を始めようと思っても、なかなか作業に着手できない、進められないという方は多くいらっしゃいます。

 

遺品整理が進められない原因

 

遺品整理が進められない原因はたくさんあります。精神的な原因が多くを占めますが、大量に遺品がありすぎるなどの物理的問題もあるようです。以下に遺品整理が進められないおもな原因をまとめてみました。

 

故人への思いが募りすぎている

 

故人への思いが募りすぎていて、遺品を片付けることに気乗りしなかったり、遺品に触れることができなかったりする状態です。亡くなったことが信じられないような心境になっているからかもしれません。

 

遺品整理をしていると、ときどき思い出の多く詰まった品が出てきて作業の手が止まってしまうことがあります。家族や親族と思い出話になり整理がはかどらないこともありますが、その感情とは少々種類の違う感情なのかもしれません。

 

いずれにしても、故人の所有物になんらかの思いを抱くことはめずらしいことでもなんでもありません。人間の根底には、そういった思いが宿っているものです。

 

重要書類等が見つからないストレス

 

遺品整理では、相続に関する重要書類や高額な遺品を探さなければなりません。故人が生前に財産等の目録を作っていればそれほど苦もなく見つかるはずですが、ご遺族だけで探してもなかなか見つからないことがあります。相続に関わることですから、探しても、探しても見つからないとなるとストレスも蓄積されていきます。

 

このようなストレスにより、作業が進められなくなってしまうことがあります。

 

整理することを面倒に感じている

 

そもそも整理の作業自体を面倒に感じている人もいます。これでは作業が進められるはずがありません。

 

遺品整理の重要性をわかっていない

 

遺品整理は遺産の全容を把握するために必ずやらなければならない重要な作業ですが、その重要性を根本的に理解していないため、作業しないという人もいるようです。相続する財産がないとしても、いつまでも片付けずにいるわけにはいかないので、このような人には遺品整理の重要性を理解してもらわなければなりません。

 

遺品の数量に圧倒されてしまっている

 

遺品の数量があまりにも多すぎて圧倒され、作業に手をつけられないご遺族もいらっしゃいます。そもそも、圧倒されるほどの数の遺品がある場合は、ご遺族だけで整理するのは困難です。地域で実績のある遺品整理業者に作業を依頼したほうがいいでしょう。

 

時間がない

 

遺品を整理しようと思っても、仕事のためになかなか時間が割けないという方もいらっしゃいます。遺品整理を、ご自身を含むご遺族だけで行う場合、全員が集まれるある程度まとまった時間が必要です。毎日根気よく作業をしても、はかどらずにストレスを抱え込んでしまうこともあるので、遺品整理業者に作業を依頼して一気に片付けてしまったほうがいいでしょう。

 

遠い

 

物理的な距離があるために、遺品整理をできないご遺族もいらっしゃいます。このような場合は、リモートで作業してくれる遺品整理業者に作業を依頼するのがおすすめです。

 

やる気が出てこない場合はむりせずに遺品整理業者に依頼

 

遺品整理の作業を進められない場合は、遺品整理業者に作業を依頼することをおすすめします。

 

精神的なストレスを抱えている場合や、時間がない、遠すぎる、などの理由で遺品整理ができないなら、業者に依頼するほかありません。

 

見ず知らずの人が遺品に触れることを抵抗に思うご遺族もいらっしゃいますが、業者は遺品の取り扱いのプロですから心配する必要はありません。

 

遺品整理の優良業者には、遺品の取り扱いやご遺族に対するマナーなど、遺品整理に関わるノウハウを豊富に持つ遺品整理士が在籍しています。

 

あんなに見つからなかった重要書類や貴重品が、ノウハウ豊富な業者に作業を依頼することで、いともかんたんに見つかることがあるほどです。

 

うつ?片付けられない高齢者

つづいては、片付けられない高齢者についてのお話です。人間、歳をとると体が動かなくなるだけでなく、頭の回転も鈍くなりがちです。そのため、高齢になると多かれ少なかれ、人は片付けることができなくなるものです。

 

しかし、片付けられない原因が歳をとるという自然な現象ではなく、病気なこともあります。そのひとつが「うつ」により片付けられなくなってしまうことです。

 

高齢者のうつ

うつとは、心が健康ではない状態、気分が沈んだまま何も手につかない状態のことです。うつは、誰もがなる可能性のある病気ですが、とくに高齢者にうつ病を患う人が多い傾向があります。

 

高齢になると糖尿病や高血圧などの生活習慣病を患っている人も多くなります。この生活習慣病もうつとの関係があると指摘されていて、糖尿病患者のうつ病発症リスクは高いとの報告もあります。また、認知症の前段階としてうつ病の症状が現れることもあるようです。

 

うつになると、気力や思考力が落ちることから片付けられなくなってしまう可能性があります。高齢の親御さんに「片付けられない」兆候が見受けられたら、ほかにも以下のような様子が見られないか確認してみましょう。

 

・何事にも興味を示さず、喜ぶ様子が見られず、気分が落ち込んでいる(うつ病の症状)

・食欲が増える、もしくは減る(体重の著しい増減がある)

・落ち着きがない、または動けない

・疲れやすい

・睡眠異常

・自分には価値がないなどの言動

・死のことを考えることが増える

・集中力の欠如

 

このような兆候が多く見られると、医師はうつ病を疑うそうです。もしも親御さんに複数の兆候が重なって見られるようなら、医師に相談したほうがいいでしょう。

(参考:国立長寿医療研究センター https://www.ncgg.go.jp/hospital/navi/15.html

 

片付けられない親御さんの家を片付ける

 

うつ病など、健康を害してしまい片付けられなくなった親御さんの家を片付けるにはどうしたらよいのでしょうか?

 

近年、ごみ屋敷のことがテレビなどのメディアで取り上げられることが増えてきましたが、このごみ屋敷に住む人の多くが、実は高齢者です。ごみ屋敷の形成には、うつと同じく心の病が関係していることが多いので、親御さんの片付けられない状態をそのままにしてしまうと、家がごみ屋敷になってしまうリスクがあります。

 

できれば業者に依頼して一気に片付ける

 

片付けられない親御さんの家を片付ける場合は、できれば業者に依頼して一気に片付けてしまうことをおすすめします。うつ病を患っている人は、常に気持ちが沈んでいるわけではなく、調子がいいときもあります。そのため、何日にもわたって片付け作業を続けると体調に影響してしまうおそれがあるので、すばやく片付けます。

 

ごみの量が少なく、ほかの家族と協力して片付けられるのであれば、業者を利用する必要はありません。

 

物量が多く、作業に時間がかかりそうな場合は遺品整理業者に作業を一任します。

 

遺品整理業者には、掃除やごみの仕分けと処分のほか、家財の運搬、重要な物品の探索などの作業を依頼することが可能です。信頼できる業者には遺品整理士の資格を持つスタッフが常駐しているので、生前整理の進め方やちょっとしたコツなども学べます。

 

片付けることで得られるメリット

うつ病の可能性がある片付けられない親御さんの家を片付けても、完全に症状がなくなるわけではありません。ただし、片付けることで得られるメリットはあります。

 

・遺品整理の負担が軽くなる

高齢の親御さんですから、近い将来、亡くなることは自然の摂理です。親御さんが亡くなれば、当然のことながら遺品を整理することになります。

 

遺品整理は、故人が生前に準備をしていないかぎり、ひじょうに負担の多い作業です。親御さんがいる今のうちに不要な物を処分したり、財産の目録を作ったりしておけば、作業の負担は大幅に軽くなります。

・心的ストレスを軽減できる

心的ストレスを抱えている親御さんも、部屋が片付くことで生活しやすくなるため、ストレスを軽減できる可能性があります。

心的ストレスを抱えたままだと病状は悪化するだけです。

遺品整理・生前整理を業者に依頼するメリット

遺品整理や生前整理では持ち物を処分することになります。その際、物を仕分けて、清掃をして片付けるという一見、単純に思える作業を進めるのは意外に大変です。大きく重い家具を動かさなければならないこともありますし、ごみは分別して処分しなければなりません。

 

遺品整理業者に作業を依頼すると、すべての作業をスタッフがやってくれます。大量のごみを通常ごみで出すことはできませんから、この点においてもストレスがありません。

 

まとめ

故人への思いがあふれ出てきてしまうなど、どうしても遺品整理が進められなくなってしまうことがあります。しかし、それは仕方のないことですし、うつになってしまうほどの状態でむりをしても心の痛みは増えるばかりです。

 

TSUNAGUでは、遺品整理や生前整理のお手伝いをしています。中国地方で実家の整理にお悩みの方は、ぜひご相談ください。

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