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遺品整理におすすめの時期・一般的なタイミング、急ぐ必要があるケースとは

遺品整理におすすめの時期・一般的なタイミング、急ぐ必要があるケースとは

遺品整理には相続のことも関わってくるため、いつまでも先延ばしにすることはもちろんできません。この記事では、遺品整理を行う一般的なタイミングを紹介するとともに、状況を見て適切な時期に遺品整理を行う重要性について説明しています。近い将来、遺品整理をすることになるだろう方は、ぜひ参考にしてください。

 

遺品整理はいつから?

 

遺品整理におすすめの時期・一般的なタイミング、急ぐ必要があるケースとは

 

なかなか経験することのないことですから、遺品整理を始める時期を正確に知っている人はそんなにいません。ただ、遺品整理をしないと相続手続きを進めることもできないため、葬儀のあとの適切なタイミングで作業を始めるのが一般的です。

 

遺品整理を始める一般的なタイミング

 

遺品整理を始める人が多いのは「四十九日のあと」など、何らかの節目が多いのですが、遺品整理を始めるタイミングは、死後の手続きにも影響を受けることが多いようです。遺品整理を始めるタイミングとして一般的なものを、4つ紹介します。

 

四十九日のあと

 

仏教においては、亡くなられた人は、死から49日間は旅立たずに現世に留まっているとされています。そのため、亡くなられた人が次の世に旅立つ四十九日の法要が終わったタイミングで、遺品を整理するご遺族が多いようです。法要で多くの親族や関係者が集まることも、形見分けのことを考えると理想的だといえるでしょう。

 

相続税の申告期限前までに行う

 

遺品整理をしないと相続手続きができないため、被相続人が亡くなられた日から10ヶ月以内という申告期限が来るまでに、遺品整理を行う必要があります。非課税額を超える財産を相続する場合は、なるべく早めに遺品整理を始めて相続財産の額を調査して、期限が来るまでに必ず申告しましょう。

 

葬儀のあと

 

葬儀のあと、すぐに遺品整理を行う場合もあります。亡くなられた人が賃貸物件に住まわれていた場合は、行動が遅れると次月の家賃を払わなければならなくなるので注意が必要です。もちろん、しばらく借りたままにしてもよいのであれば、その限りではありません。亡くなられた人が、ご遺族と離れた場所に暮らしていた場合も、後々のことを考えて、葬儀のあとすぐに遺品整理を行うことが多いようです。

 

各種手続きのタイミング

 

死亡届の提出など、役所関係の手続き、また、ライフライン、保険などの諸手続きのタイミングで遺品整理を行うご遺族も多いようです。遺品整理をしてみないと、亡くなられた人が利用していたサービスをすべて特定できない可能性があります。

 

状況を確認して適切な時期に遺品整理

 

遺品整理を行う一般的なタイミングは、ご紹介したとおりです。しかし、遺品整理を行う際に何が重要なのかといえば、それは「状況を判断して適切な時期を選ぶこと」です。

 

「四十九日のあと」は、単に遺品を整理するという意味でも、相続のことを考えるという意味でも、いいタイミングだといえます。

 

 

しかし、亡くなられた人が賃貸物件を借りていた場合は、四十九日まで待つわけにはいきません。速やかに遺品整理を済ませて契約を解除する必要があります。

 

手続きや利便性から遺品整理の時期を選ぶことが多いのですが、「気持ち」の面を重視して時期を決めることもあります。亡くなられてすぐの段階では、気持ちをコントロールできず、とても遺品整理などできないというご遺族もいらっしゃいます。その場合は、無理をせずに、心を整理できた段階で遺品整理を始めたほうがいいでしょう。

 

亡くなられた人、とくに親が戸建て住宅(持ち家)に住まわれていた場合、相続手続きをしたあと、固定資産税の減免措置を受けるために、その家を空き家にしておくご遺族も多くいらっしゃいます。近年、国は増え続ける空き家対策に力を入れているため、空き家とはいえ適切にメンテナンスをしないと、特定空家に指定される可能性があるので注意が必要です。特定空家に指定されると、これまで受けられた固定資産税の減免措置を受けられなくなります。

 

遺品整理を始める前の確認事項

 

遺品整理の作業を始める前に、以下の事項について必ず確認しておきましょう。

遺影を処分する方法・もっとも納得できる方法で処分することが大切です

 

相続などに関わる重要書類の探索

 

遺品整理では、相続など、財産関連の書類や財産そのものを、まずは探索する必要があります。以下のようなアイテムを優先して探しましょう。

 

  • 遺言書
  • 預金通帳
  • 保険証券
  • 有価証券
  • 契約書類
  • 印鑑
  • 現金
  • クレジットカード
  • 鍵類
  • 貴金属、宝石など高価な物品

 

借金に関する書類なども見つけたら保管してください。相続税の申告には期限があるため、遺品整理の際、最初にこれらを探します。

 

亡くなられた人の希望がわかる書類の探索

 

遺言書もこの書類のひとつではありますが、そのほかにエンディングノートが残されている可能性があります。遺言書やエンディングノートの形はとっていなくても、メモのようなものが残されているかもしれないので、遺品整理の際は注意して探してみましょう。

 

遺族全員の了承を得てから作業をする

 

 

遺品整理の作業に入る前に、遺族、とくに相続人全員の了承を得てください。すべての相続員の了承を得てから作業しないと、トラブルにつながる可能性があります。親族であっても、疑いの目を向けてくる人はいる(だからこそ相続トラブルが発生します)ので、相続人全員に、必ず同意を得てから作業に入ってください。

 

遺品整理は計画的に

 

遺品整理は、往々にして大変な作業になります。とくに高齢の方は物を捨てたがらない傾向があるため、ご遺族だけではいつになったら作業が終わるのか、見えてこないこともあります。このような場合は遺品整理業者を利用するのがベストですが、やはりもっとも重要なのは「計画」です。物の仕分けや運搬作業に必要なアイテムをそろえたうえで、スケジュールを決めてから作業を始めましょう。

 

ただ、ご遺族だけで作業を始めると、思い出話をしてしまったり、古いアルバムの写真に見入ってしまったりして、時間をロスしてしまうことが多いため、作業の一部だけでも業者に依頼すると、スムーズに整理を進めることができるでしょう。

 

相続放棄をするときは遺品に手をつけない

 

亡くなられた人に負債があり、相続を放棄する場合は、遺品に手をつけると放棄できないことがあるので注意が必要です。相続放棄を望む場合、相続人であることがわかった時点から数えて3ヶ月のうちに手続きしなければ、相続を認めたことになってしまいます。

 

ご自身で遺品整理をする際の作業について

 

ご自身で遺品整理をする場合の作業についてかんたんにご紹介します。

 

計画を立てる

 

物量、人手を考慮して、無理のない計画を立てましょう。この日までに無理なく終えられる、そんなスケジュールにすることが重要です。

 

遺品の仕分け作業

 

重要書類や貴重品を優先的に探し、仕分けます。「貴重品」のほかに、「廃棄処分する物」「売却する物」「形見にする物」などに仕分けましょう。あれもこれもとっておかないよう、思い切りも必要です。

 

賃貸の遺品整理について

 

 

すでにお話ししたように、亡くなられた人が賃貸物件に住まわれていた場合は、速やかに遺品整理を行う必要があります。そのまま借りている余裕があれば、優先的に行わなくてもいいのですが、ほとんどのご遺族はそうではないはずです。ここでは賃貸物件における遺品整理について少し説明します。

 

賃貸物件では原状回復の必要がある

 

物件を借りる際は、当然のことながら契約があるため、まずは賃貸契約書を確認して、契約期間、家賃支払いの取り決めについて確認してください。大家さんや管理会社と相談しつつ、退去日を決めます。

 

退去の際は、原状回復の必要があるため、遺品整理をしたうえで、必要であれば、業者にハウスクリーニングを依頼しましょう。

 

死因が孤独死だった場合は、大家さんや管理会社からすでに話をされているはずですが、特殊清掃を行う必要があります。

 

遺品整理は業者にサポートしてもらうと負担を大きく軽減できます

 

以前は、遺品整理をご遺族だけで行うのが普通でした。大家族で、人手を確保することが容易だったからです。しかし今は核家族、少子高齢化などの影響で、以前のようにご遺族だけで遺品整理を行うことは難しくなりました。老老介護が当たり前になりつつあることを考えても、ご遺族だけで遺品整理をする難しさは理解していただけると思います。

 

現在、数多く存在する遺品整理業者。遺品整理業者は、このような社会からのニーズにより生まれたと言っても過言ではありません。

 

たしかに、業者に作業のサポートを依頼するとお金がかかります。整理する現場の広さや処分する物の量により、かなりまとまったお金がかかる場合もあります。

 

しかし、優良業者を選べば経験豊富な遺品整理士のサポートにより、精神的にも、肉体的にもストレスを感じることなく、スムーズに作業を終わらせることが可能です。遺品整理業者の持つノウハウは、重要書類や貴重品を見つけるのに大変役立ちます。

 

遺品整理の料金について

 

TSUNAGUでは、以下の料金を基準に遺品整理のサポートをおこなっています。

 

間取り 料金 作業時間の目安
1K 30,000円~ 12時間
1LDK 65,000円~ 23時間
2LDK 98,000円~ 35時間
3LDK 153,000円~ 46時間
4LDK 198,000円~ 57時間
5LDK以上 248,000円~ 12

 

貴重品や処分品などの物品の仕分け、探索作業、買取、不用品回収、設備の取り外し、遺品の合同供養、簡易清掃は、料金に含まれています。

 

キッチンやバスルーム、トイレなどの水回り、換気扇、エアコンなどの掃除は、オプションのハウスクリーニングでの対応です。

 

まとめ

 

まとめ

 

遺品整理は、思いのほか負担の大きい作業です。高齢の方のなかには、他人に遺品を触れさせるなんてとんでもないと考える人もいらっしゃいますが、今の日本社会では、業者を利用せずに遺品を整理することはなかなか難しくなってきています。今は信頼に値する経験豊富な遺品整理士が在籍する業者があるので、ぜひ業者に相談することを検討してください。

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TSUNAGU(つなぐ)は遺品整理士認定協会より優良事業所として認定を受けています。

遺品整理士の資格を持つスタッフが対応させていただきます。

女性スタッフも在籍。生前整理や特殊清掃といった各種の相談を請け負っております。


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