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空き家は近隣トラブルの元・放置せずに適切にメンテナンス

何十年も前に造成された住宅地は、現在、空き家が目立つようになってきています。このような空き家の存在が社会問題化しています。適切にメンテナンスされている空き家であれば問題にはならないのですが、荒れ放題のままの空き家が増えているからです。

 

適切にメンテナンスされていない空き家は、外観が悪いだけではなく、近隣住民の安全な生活を脅かす可能性があります。放置空き家は近隣トラブルの元なのです。

 

この記事では空き家が元で起こりやすいトラブルを紹介しています。空き家を所有している方は、ぜひ読んでみてください。

 

空き家が元で起こりやすい近隣トラブル

人が住んでいない家は普段の小さなお手入れが入らないためか、傷みの進行スピードが速いような気がしませんか?空き家を見ていると、ちょっとしたお手入れが重要なことがわかります。

 

長年、手入れもせずに空き家を放置すると、外壁や屋根の塗装はひび割れ、雨水をうまく流せなくなります。こうなると、家が劣化するスピードはますます加速し、壁や屋根の内側に湿気がたまり、シロアリなどが発生するようになり、やがて倒壊の危険性まで出てくるようになります。窓からは自然に破れた障子紙がのぞき、廃墟感が強く漂う…こんな空き家はいずれ以下のようなリスクを抱え、トラブルを招く可能性があるので要注意です。

 

空き家の倒壊リスク

 

傷みが激しくなった空き家には、当然のことながら「倒壊」の危険性があります。メンテナンスが行われず、長年、窓が開けられることもなければ、屋内には相当な湿気がためこまれていることでしょう。

 

こうなると家は廃墟のような様相を見せてきます。ただ、廃墟のように見えても、何も起こらなければそうかんたんには倒壊しません。しかし、それは「何も起こらなければ」の話です。日本は地震国ですから、少し大きな地震が襲ってきたら空き家が崩壊する可能性は十分にあります。

 

空き家が倒壊したら、少なくとも隣の家に大きな損害を与える可能性があります。空き家の隣に住んでいる人の立場で考えると、倒壊しそうな家が隣にあることは恐怖以外の何物でもありません。

 

もしも隣人が恐怖を感じるようなら、自治体に苦情を入れ、調査が入る可能性が高まります。こうなるとおそらく、「特定空家」に指定されることになるでしょう。

 

害虫・害獣が増えるリスク

 

傷んだ空き家のような環境はシロアリやネズミなどを呼び込みやすく、これらが繁殖を始めると近隣にも徘徊するようになり、ごみや庭木の実を食い荒らすなどして問題化する可能性があります。

 

人の手が入っていない荒れ放題の庭には背の高さを超えるような草が生い茂り、スズメバチのような危険なハチが巣を作ってしまうかもしれません。

 

火事の発生リスク

 

空き家には人がいませんが火事の発生リスクは高まります。なぜかというと、人がいない廃墟のような空き家には、不法投棄をする輩が少なからず存在するからです。不法投棄されたごみに誰かが火をつけてしまったらいったいどうなるでしょう?燃えさかる炎は近隣にせまり、延焼する可能性があります。

 

空き家の隣に住む人にとって、この延焼リスクは恐怖以外の何物でもありません。

 

犯罪の温床になるリスク

 

誰も住んでいない空き家に、勝手に人が入り込むことがあります。にわかには信じられないかもしれませんが、こういう輩が存在するようです。誰もいないはずなのに水道が使われていたことから不法侵入が発覚するケースもあります。

 

不法侵入されてしまえば、その場所が薬物などの犯罪の温床になることもあり得ます。誰もいないはずの家なのに人の気配を感じるなど気味が悪い思いをすることになれば、隣人が行政に相談に行くのも時間の問題です。

 

近隣の家や土地の価値が下がるリスク

 

家が放置空き家になれば、資産価値が下がるのは当然のことです。これはオーナーの責任です。しかし、廃墟のような空き家は近隣の景観に悪影響を及ぼすだけではなく、近隣の家や土地の資産価値までも下げてしまいます。近隣住民にはなにひとつ責任がないのにこれでは納得できないでしょう。

 

空き家の近隣トラブル・苦情が入れば調査→指導の可能性がある

空き家を適切にメンテナンスせず、廃墟のような状態にしてしまうと、いずれ近隣住民から行政に苦情が寄せられ、調査を経てなんらかの指導が行われる可能性があります。段階的に措置は厳しいものとなり、特定空家に指定されたあとも勧告などの措置に従わないと、行政代執行により空き家の処分が行われ、オーナーは処分にかかった費用を請求されることになります。

 

まとめ

 

ご紹介したような近隣トラブルを避けるためにも、空き家は適切にメンテナンスをして維持するか、賃貸による活用、売却などの道を探る必要があります。

 

TSUNAGUでは、空き家の片付けサービスのほか、解体業者や不動産業者の紹介など、空き家の活用に関するサービスも提供しています。中国地方で空き家の取り扱いにお悩みの方は、ぜひご相談ください。

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